松元 勇人(まつもと ゆうと)
プロップス株式会社 代表取締役 / AI面接官「MiAI」開発者京都大学工学部卒。hokan COOとして全国47都道府県へのSaaS導入を推進後、2023年にDeNAグループのアクセラレーター「デライト・ベンチャーズ」からプロップス株式会社を創業。前職で年間1,000名以上の一次面接を行った自身の経験から、AI面接官「MiAI」を開発。テレビ出演・メディア掲載多数。
AI面接の費用はどのくらいかかるの? 導入を検討しているものの、料金体系がわかりにくいと感じていませんか。
AI面接サービスは、従量課金型・定額制・月額+従量型など、サービスごとに料金モデルが異なります。相場は1回あたり1,000円〜10,000円と幅があり、年間契約では200万円以上のサービスも存在します。
この記事では、AI面接官「MiAI」の開発者であり、自身も年間1,000名以上の一次面接を行ってきた松元が監修のもと、主要8サービスのAI面接の料金を徹底比較します。費用対効果のシミュレーションや、自社に合ったサービスの選び方まで、この記事を読めば導入コストに関する疑問がすべて解消されます。
京都大学工学部卒。hokan COOとして全国47都道府県へのSaaS導入を推進後、2023年にDeNAグループのアクセラレーター「デライト・ベンチャーズ」からプロップス株式会社を創業。前職で年間1,000名以上の一次面接を行った自身の経験から、AI面接官「MiAI」を開発。テレビ出演・メディア掲載多数。
AI面接サービスの料金体系は、大きく3つのモデルに分かれます。自社の採用規模に合った料金モデルを選ぶことが、コストを最適化する第一歩です。
従量課金型は、面接1回ごとに料金が発生するモデルです。初期費用や月額固定費がかからないサービスもあり、少人数の採用や繁閑差が大きい企業に向いています。
代表的なサービスはSHaiNで、面接1回あたり1,000〜10,000円の料金設定です。採用人数が少ない月はコストを抑えられる一方、大量採用時には費用が膨らみやすい点に注意が必要です。
定額制は、毎月一定の料金を支払うことで面接回数を気にせず利用できるモデルです。月間の面接件数が多い企業ほどコストメリットが大きくなります。
Our AI面接が月額7.5万円〜の定額制を採用しています。予算の見通しが立てやすい反面、面接件数が少ない月でも固定費が発生します。
初期費用・月額基本料・従量課金を組み合わせたモデルです。多くのSaaS型AI面接サービスがこの形態を採用しています。
たとえばMiAIの場合、初期費用+月額基本料+従量課金を組み合わせた設定です。一定件数までは月額内で利用でき、超過分だけ従量課金されるため、コストの予測がしやすいのが特徴です。具体的な料金はお問い合わせください。
2026年4月時点で提供されている主要8サービスの費用を一覧で比較しました。料金情報は各社の公式サイトをもとにしています。
※ 各社の公開情報をもとに作成(2026年取材時点)。最新の料金は各社公式サイトでご確認ください。非公開の料金は「要問い合わせ」と記載しています。
AI面接の料金は、サービスによって大きな差があります。 SHaiNのように初期費用・月額ゼロで始められるサービスもあれば、HireVueのように年間200万円以上の予算が必要なサービスもあります。
料金が公開されているサービスに注目すると、月額費用は68,000円〜75,000円程度のサービスが複数あります。従量課金は1件あたり1,000円〜10,000円と幅があります。
なお、PeopleX・harutaka・aileadの3サービスは料金を公開していません。具体的な費用を知りたい場合は、各社に直接問い合わせる必要があります。
各サービスの機能面もあわせて比較したい方は、AI面接サービスの比較記事もあわせてご覧ください。
AI面接サービスを検討するとき、まず費用に目が行くのは自然なことです。しかし、料金の安さだけで選ぶと、導入後に想定外のコストが発生するケースがあります。以下の5つのポイントを確認しましょう。
表面上の料金が安くても、質問の精度や評価の正確さが低ければ意味がありません。候補者を正しく見極められるかどうかが、最も重要な判断基準です。自社の採用基準に合わせた質問設計ができるかを確認しましょう。
AI面接は候補者にとって企業との最初の接点になることもあります。不自然な会話や一方的な質問が続くAI面接は、候補者の志望度を下げるリスクがあります。候補者が安心して話せるAI面接かどうかを、費用とあわせて評価しましょう。
導入後の質問設計サポートやカスタマイズ対応が料金に含まれているかは重要です。サポートが有料オプションの場合、追加費用が発生します。トータルコストで比較する視点が大切です。
ATS(採用管理システム)との連携が必要な場合、連携開発に別途費用がかかることがあります。API連携の対応状況や追加費用の有無を事前に確認しておきましょう。
採用人数が増えたときに、費用がどう変動するかも見落としがちなポイントです。従量課金型のサービスは、大量採用時に費用が一気に膨らむ可能性があります。年間の採用計画をもとに、スケールした場合のコストもシミュレーションしておくことをおすすめします。
AI面接のメリット・デメリットについてさらに知りたい方は、AI面接のメリット・デメリットの記事も参考になります。
「AI面接にかける費用は、本当に回収できるのか?」と気になる方も多いでしょう。ここでは、MiAI導入企業のモデルケースをもとに、AI面接の投資対効果を具体的な数字でシミュレーションします。
※ MiAI導入企業のモデルケース(ITサービス / 従業員数3,000〜4,000名 / 採用人数90名、当社調べ)
年間約3,500時間の工数削減が実現すると、人件費に換算しておおよそ1,000万円以上のコスト削減効果が見込めます(時間単価3,000円で試算した場合)。実際の効果は企業規模や採用人数によって異なります。
AI面接サービスの年間費用は、選ぶサービスや面接件数によって異なりますが、工数削減による人件費節約と比較すると、高いROI(投資対効果)が期待できます。MiAIの具体的な料金については、お問い合わせいただければ御社の採用規模に合わせたシミュレーションをご提示いたします。
日程調整の工数がゼロになる点は、アルバイト採用や大量採用を行う企業にとって大きなメリットです。詳しくはアルバイト採用×AI面接の記事でも解説しています。
各サービスの費用や機能を比較しても、「結局どれを選べばいいかわからない」という声は少なくありません。自社の採用課題と予算に合ったサービスを選ぶために、以下の3つのステップで整理してみましょう。
まず、年間の面接件数を洗い出しましょう。件数によって最適な料金モデルが変わります。目安として、年間100件以下なら従量課金型、100〜500件なら月額+従量型、500件以上なら定額制が向いています。
AI面接サービスは、機能面でも差があります。以下のチェックリストを参考に、自社に必要な機能を洗い出しましょう。
初期費用・月額・従量課金に加えて、運用サポート費用やカスタマイズ費用も含めたトータルコストを比較しましょう。表面上の月額が安くても、オプション費用を加えると割高になるケースもあります。
迷った場合は、複数のサービスに問い合わせて見積もりを取るのが確実です。無料デモやトライアルを提供しているサービスであれば、実際に試してから判断できます。
この記事では、AI面接の費用について、主要8サービスの料金体系を比較しました。最後に、ポイントを整理します。
AI面接は、単なるコスト削減ツールではありません。採用の質を上げながら工数も削減できる、これからの採用に欠かせない仕組みです。まずは自社の採用課題を整理し、料金・機能の両面から最適なサービスを選んでみてください。
「費用は、どうしてもサービス選びの最初の判断基準になりがちです。しかし、私が年間1,000名以上の面接を行ってきた経験から言えるのは、"面接コスト"の本質は料金ではなく、面接にかかる時間と人的リソースだということです。MiAIを導入いただいた企業様の多くが、費用以上に"人事の方が本来注力すべき業務に集中できるようになった"ことを一番の効果として挙げてくださいます。この記事が、皆さまのサービス選びの参考になれば幸いです。」
— 松元 勇人