導入事例インタビュー

書類選考では出会えなかった3人に、AIが会わせてくれた。

2008年設立のアルファエネフォメーション株式会社は、営業代行事業を起点に、派遣・Web制作・教育・人材紹介など幅広い分野へと事業を拡大してきた。

少数精鋭で全国の企業を支える一方で、採用現場では「面談リソースの限界」や「書類選考で埋もれてしまう候補者」といった課題を抱えていた。

「人の時間には限りがある。でも、“会うべき人”を逃したくない」——。

その想いから導入されたのが、AI面接サービス「MiAI面接」だ。

導入の背景や運用の工夫、そして“AIがつないだ3名の採用”の裏側について、管理部の崎上さまに話を伺った。

アルファエネフォメーションさま インタビュー写真1

導入の背景と課題

Q. MiAI面接導入前、どのような課題があったのでしょうか?

崎上さま(管理部):

応募数は多く、月5〜6名の採用目標に対して母集団は十分にありました。

ただし一次面談を担当できる人数には限りがあり、すべての候補者と面談するのは難しい状況でした。

書類でふるいをかけざるを得ず、結果的に「会ってみれば良いかもしれない人」との出会いを逃していたんです。

面談担当者を増やせば人件費が重くなる。

一方で、24時間いつでも受けられるAI面接なら、夜間や土日でもチャンスをつくれる。

そう考えたのがMiAI導入のきっかけでした。

導入の決め手

Q. 導入の決め手は何でしたか?

崎上さま:

AI面接の他社サービスも比較しましたが、MiAIは深掘りの質とUIのやさしさが際立っていました。

受検者が直感的に使える設計で、質問内容や評価軸も柔軟に設定できる。

カスタマイズ性とコストのバランスがよく、導入しやすかったです。

さらに、要望への対応スピードも非常に速く、「改善要望を出したら翌週には反映されていた」ほど。

開発チームとの距離が近く、信頼して導入を進められました。

導入と運用の実際

Q. どのような運用からスタートしましたか?

崎上さま:

まずは求職者の反応を見るため、“試験導入”としてスタートしました。

オンライン説明会のあとにAI面接を受けてもらう二段階設計にしており、自然な流れで体験してもらえるよう工夫しています。

候補者への案内では、

「面談枠の都合で調整が難しい方のためにAI面接を導入しました。結果を踏まえて優先的に面談します」と説明しています。希望があれば人の面談も可能です。

質問設計では、“聞きすぎないこと”を意識しました。

AIが自動で深掘りしてくれるため、余分な質問を削る「引き算設計」がポイントです。

アルファエネフォメーションさま インタビュー写真2

候補者の反応

Q. 候補者の反応はいかがでしたか?

崎上さま:

とても良かったです。

「緊張せずに話せた」「言い直せるのが助かった」という声が多く、想像以上に好意的でした。

MiAIのUIは“自分のタイミングで話を締めくくれる”構造になっており、

落ち着いて自分の言葉で話せる点が高く評価されています。

一方で、ITリテラシーが低い層ではURL操作などに戸惑うケースもありましたが、

案内文や導線の工夫で解消できる範囲だと感じています。

効果と成果

Q. 導入後、どのような成果がありましたか?

崎上さま:

一番大きいのは、“書類では拾えなかった人に会えた”ことです。

たとえば職務経歴が短い方、地方在住の方、あるいは年齢で敬遠されがちな方でも、

AI面接で理路整然と話す姿を見て「この人に会いたい」と思えるケースが生まれました。

実際、導入後わずか数週間で3名の採用につながりました。

面談リソースを増やさず、採用スピードを維持できたことも大きな効果です。

アルファエネフォメーションさま インタビュー写真3

候補者体験と満足度

Q. 面接体験に関するフィードバックはありましたか?

崎上さま:

ポジティブな声が圧倒的に多かったです。

「AIだから冷たい」という懸念はほとんどなく、

「自分のペースで話せた」「丁寧に見てもらえた気がする」といった感想をいただきました。

特に夜間勤務や地方在住の方からは、「時間を気にせず受けられるのがありがたい」という声が多く、

AI面接の柔軟性が候補者体験の向上に直結していると感じます。

学びと運用のコツ

Q. 運用を通じて得た学びはありますか?

崎上さま:

AI面接の効果を最大化するには、“質問の引き算”が重要です。

深掘り力が高い分、テーマを絞るほど候補者の本質が見えやすくなります。

また、「準備して臨む人を評価する」という視点も大切です。

AI面接では、事前に考えを整理して臨む人ほど成果が出やすい。

それは現場でも自律的に動ける人材の特徴と重なります。

今後の展望

Q. 今後の活用構想を教えてください。

崎上さま:

今後は一次面接の完全AI化を視野に入れています。

採用規模が拡大しても、人が担うのは二次以降。AIで初期選考を完結させる構想です。

さらに、AI面接の文字起こしから職務経歴書を自動生成する仕組みにも期待しています。

経歴ヒアリング専用のAI面接を行い、内容を要約して職務経歴書に反映できれば、

候補者の強みをより正確に伝えられるようになると思います。

アルファエネフォメーションさま インタビュー写真4

他社へのメッセージ

Q. 導入を検討している企業へメッセージをお願いします。

崎上さま:

まずは一度使ってみてほしいです。

懸念ほどの懸念はありませんでしたし、むしろ人より公平に判断してくれると感じました。

MiAI面接は“人を減らす仕組み”ではなく、“あまねく人にチャンスを届ける仕組み”です。

書類で落ちていた人の中に、実際に採用につながる人材がいる——それを証明できました。

編集後記

「AIで効率化」ではなく、「AIでチャンスを広げる」。

そう語る崎上さまの言葉からは、採用現場のリアルな課題と、

その先にある“人の温度を守るDX”の姿勢が伝わってきました。

MiAI面接の導入により、アルファエネフォメーションさまは“会いたくても会えなかった人”と出会える仕組みを実装。

それはまさに、“あまねく人にチャンスを”という理念を体現するストーリーです。

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